わたくし事

小さな親切大きなお世話!?

小さな親切大きなお世話になりそうだったかも

こんにちは、ripomaです。

 

先日、こんなことがありました。

 

夜の10時頃です。

娘の塾のお迎えに行った帰りにスーパーに

寄ったのですが、

買い物を済ませて駐車場に停めてある

車に乗り込もうとした時です。

隣に停車していた車に乗った人に

いきなり声をかけられました。

隣の人「すいませーん。」

私「!?」

隣の人「突然すみません、あの人ちょっと

様子がおかしくないですか?」

と、同年代くらいの女性に話しかけられました。

私「え!?」

見ると、向かいに停めてある車の中にいる人を

指さしているのです。

 

その人は車の中で上を向いて大きく口を開けて

寝ている女性でした。

その様子は私も車に乗り込む前に

見かけて、娘と

「あれ、めっちゃ口開けて寝てるね。」

と話していた人のことをさしていました。

 

 

隣の人「あの人、私たちが買い物する前から

あの状態で、買い物終わって車戻ってきても

同じ状態のままなんですよね。

エンジンも室内灯もついたままだし、

ライトもスモールだけどついてるし

多分20分以上あの状態のままで・・・

なんだか年配の女性みたいだし

様子がおかしいから

店員さんを呼んできたほうが良いかなって

思って・・・

どう思います?」

 

私「え!?」

 

いきなりそう言われると

どう答えたらいいのか

わからずに

戸惑っていると

隣の人「すみません、いきなり変なこと言って。

気にしないでください。」

 

と言って、窓を閉めた隣の人。

 

車に乗り込んだ私は、一足先に車に乗り込んでいた

娘に、今の話を聞かせました。

 

気にしないでください、とは言われたものの、

そんなことを言われたら、

気にならないわけがなく・・・。

 

娘と、

「どうしよう。ちょっと様子見に行こうかな。」

と言う結論になり、

車を降りました。

そうしたら、隣の車の人も

やはり気になっていたらしく、

車から降りてきました。

 

そうして私と隣の車の人とで、

向かいに停めてある車の様子を見に行きました。

 

近づいてみると、肩が動いていて、

呼吸はしているのがわかりました。

 

「呼吸はしているし、大丈夫そうですね。」

と言う結論に至り、

声は掛けずにそれぞれの車に乗り込んで

帰路に着きました。

が、

家に着いてからもなんだか胸がザワザワする私。

 

だって、

”呼吸はしてたけど、

もしかしたら、大きなイビキをかいている

状態だったかもしれない。

それって脳に何かあってそういう状態なんだったら

どうしよう。”

 

”窓は開いてなかったから呼吸音は聞こえなかったし・・・”

 

”やっぱり大きなお世話でも声を

掛ければ良かったかな・・・”

等々、いろんな考えが次から次へと

わいてくる私。

 

 

「ちょっと、やっぱり気になるから、もう一回様子みてくるわ」

 

と言って、

もう一度お店の駐車場に戻った私。

 

さっきの車は・・・

 

いた!

ゆっくりと隣に車を停めて

中の様子をうかがうと、

先ほどとは様子が変わっていて、

室内灯もライトも消えていて、

女性の姿勢も変わっていました。

 

本当に、ただ寝ていただけだったようで、

ホッとして、

そのまま帰路に着きました。

 

今回は何事もなかったから良かったけれど、

やっぱり、大きなお世話だったとしても、

様子が変だと思ったら、

勇気を持って声をかけたほうが、

良かったかな?と思う私でした。

 

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